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No.66 「疾病保証付き住宅融資」という選択肢も!

地球温暖化対策が問題になっているさなかに、15年以内に「小氷河期」の予測。
イギリス・ウイルズで開催された国立天文学会議で「小氷河期」到来を発表。

2015年9月30日更新

■疾病保障付きの住宅ローンが増えている?

住宅ローンの借り入れの際は「団体信用生命保険」に加入するのが一般的です。借り入れ者が返済期間中に死亡又は高度障害に陥った時の備えで、ローン残高が0円になります。
しかし、死亡・高度障害まで行かなくても、がん等で働けない状態でも、住宅ローンは返済しなければなりません。それが心配で住宅建築に二の足を踏まれる方も多いようです。病気やケガをして働けない状態になった時でも返済の不安をなくすために「疾病保障付住宅ローン」が登場し種類も増えています。
当然、金融機関によって対象疾病や保障内容は、ローン商品によって異なりますが、主な保障は2つに分かれます。
①保障対象の疾病で所定の状態になった時、ローンの残高が0円になる。
②保障の対象となっている疾病で所定の状態が継続している場合、毎月のローン返済額分が保障される。
その他には、病気やケガで入院した場合に一時金を支払う、配偶者のがん保障が付いている商品などもあります。

■対象となる疾病は、がん急性心筋梗塞、脳卒中等。

しかし、どの疾病も発症するだけでローン残高が0円になるわけではなく、細かく支払い要件が定められています。疾病保障付き住宅ローンの対象になる疾病は次のとおりです。


●がん

保障開始日以降に、生まれて初めてがんになったと医師に診断確定された場合。上皮内がん(上皮内新生物)は、診断給付金支払いの対象外となります。


●脳卒中

融資実行日以降に発病し、その疾病により初めて医師の診療を受けた日から60日以上、言語障害、運動失調、麻痺等の他覚的な神経学的後遺症が継続したと医師によって診断された時。


●急性心筋梗塞

融資実行日以降に発病し、初めて医師の診療を受けた日から60日以上労働の制限を必要とする状態が継続したと医師によって診断された時。


●高血圧症

融資日から3カ月を経過した日の翌日以降に高血圧症で就業不能状態となり、その状態が一定期間継続した場合。


●糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎は高血圧症と同様。

以上は一例です。保障内容の詳細は金融機関やローン商品によって異なります。


■がんのみ、3大疾病、7大疾病の保障範囲の例?

一般的な保障の組み合わせは、次のようになっています。

●がんの疾病保障付き

がんのみが保障対象です。


●v3大疾病保障付き

3大疾病の「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」が対象です。


●7大疾病保障付き

3大疾病、プラス「高血圧性疾患」「糖尿病」「慢性腎不全」「肝硬変」の生活習慣病が対象。


●8大疾病保障付き

7大疾病に「慢性膵炎」がプラスされます。

■保険料は「金利上乗せ」もしくは「年齢等で設定」

保険料は、通常の住宅ローン金利に保障分を上乗せするタイプと、別に保険料として設定しているタイプがあります。
金利上乗タイプは、年齢による保険料の差はありません。がん保障の場合は、通常の融資金利に年0.2%上乗せ。8大疾病等は、通常融資金利に年0.3%程度の上乗せです。(表・1参照)その他、ローン商品によって内容が異なります。
例えば、疾病保障付き住宅ローンでは、借入時や保障する期間に年齢制限があり、例えば、フラット35(住宅金融支援機構)の3大疾病付機構団信では次のようになっています。
●加入時の年齢 満51歳未満
●3大疾病の保障期間 最長満75歳まで
●死亡・高度障害の保障期間 最長満80歳まで

その他、加入年齢で保障内容が異なる商品や加入者の年齢が20歳以上46歳未満の場合と、46歳以上56歳未満で保障内容に違いのある商品もあります。

■「疾病保証付き住宅ローン」で増える金額例(表・1)
借入金額(円) 25年の負担額合計(円)
年0.1%上乗せ 年0.2% 年0.3%
1000万 13万8300 27万7800 41万8200
2000万 27万6600 55万5600 83万6400
3000万 41万4900 83万3400 125万4600

※借入金利年1.2%、返済期間25年・金利上乗せタイプの契約例

■対象の病気に「なっただけ」では保障されないことも。

住宅ローンに付いている疾病保障の保障期間は借入期間と同じで、途中から保障を付けたり途中で保障を解約したりすることはできません。また、がんの保障にはがん保険のように、加入後3カ月間の免責期間があります。
がん保障の疾病保障付き住宅ローンでは、「生まれて初めてがんになったと医師に診断確定されれば、ローン残高が0円になる」タイプ以外に、「がんになっただけでなく、労働の制限を必要とする状態が1年ほど継続しないとローン残高が0円にならない」タイプもあります。

■医療の進歩にも着目して必要かどうかを選択する。

つい最近までは、がんと言えば不治の病でしたが、現在ではがんも不治の病ではなくなりました。「疾病保障付住宅ローン」は住宅ローンに付随する商品なので、保険期間は住宅ローン返済期間と同じで、終身保障ではありません。
住宅ローンを組んでマイホームを購入する時は、団体信用生命保険や既に加入している保険も含めた、全体でプランを考え「疾病保障付住宅ローン」が必要かどうかを検討してください。
確かに住宅ローンは長期的な借り入れになりますから「病気になったら、事故にあったら」と様々な不安もあると思いますが、これから建てる住宅に信頼感がもてれば、住宅が家族の窮状を助ける手段にもなってくれます。住宅の築年数が20年もすると無価値になるような住宅とは異なり、鳥谷部建設の住宅は、ほぼ100年の寿命を持つように、設計されていますから、どうしても重篤な疾病でローンの支払いが困難になった時には、一つの手段として住宅を手放すことも選択肢の中で考えられますから、ご安心ください。
※当記事では「疾病保障付住宅ローン」の概要について記載しました。詳細は住宅ローンを取り扱う各金融機関に確認して下さい。

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