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窓(開口部)

アルミサッシと樹脂サッシ

サッシの素材で大幅に異なる熱伝導率

見ためだけでは、ほとんど区別がつきにくいアルミサッシと樹脂サッシ。しかし、値段を見ると樹脂サッシの高さに驚きます。この違いはいったい何でしょう?

最も大きな違いは、熱の伝わり方「熱伝導率」の違いです。アルミサッシと樹脂サッシの熱伝導率には、実に1000倍もの差があるのです。アルミは熱を伝えやすいために、外の温度に影響されやすく、そのため結露を引き起こしてしまいます。そして、その結露水が腐朽菌やカビを育て住宅が腐る原因になります。また、カビを餌にしてダニが繁殖し、その死骸やカビの胞子が室内に漂い、喘息やアトピー性皮膚炎のアレルゲンになってしまいます。結露対策のため、窓をペアガラスにすることがありますが、肝心のフレームがアルミ製であると、まったく結露対策にならないのです。


アルミサッシが開口部の主流になっているのは、日本だけの特殊事情のようです。住宅の先進地といわれる北欧では樹脂サッシが主流です。では、なぜ日本ではアルミサッシが主流なのでしょうか?

アルミサッシが使われだしたのは戦後〜。戦後、荒廃の中から復興を目指したとき、資源少国の日本で唯一豊富だったのが、急崚な山岳から流れる水力を利用した発電だけでした。そこで、オーストラリアなどからアルミの原料を輸入し、アルミに精錬するという加工貿易を行いました。そこで、欧米では高価なアルミが、日本では安価に製造できるようになり、そのアルミで国内用に機密性の高いアルミサッシを作ったのが始まりです。機密性の高いサッシは、隙間風が当たり前だった日本では、画期的で、瞬く間に浸透し、現在に至っているというわけです。

樹脂サッシは難燃性で火災に強い安心素材

樹脂サッシの原料、ポリ塩化ビニールは、60%以上が塩で、40%が石油を原料とするエチレンです。ポリ塩化ビニールの特徴は、他の化学物質の影響を受け難く、温度変化にも強い素材です。そして、半永久的にその性質が変化しないことから、科学的にも安定した素材として病院の輸液袋にも使用されています。

樹脂サッシが他のプラスチック素材と大きく異なるのは、難燃性と自己消火性に優れていることです。火災の時に開口部に求められる性能は、できるだけ窓ガラスを保持して、室内に燃焼空気を供給しないことです。サッシが火災に弱く、ガラスが割れると、バックドラフト現象がおこり、非常に危険な状態に陥る危険性があるからです。樹脂サッシは、着火しにくく、アルミのように溶けてしまうこともありません。燃えにくい樹脂サッシは、初期消火の大きな力になります。

※バックドラフト現象…いっきに酸素が侵入することで、空気供給による爆発的な燃え方がおこり、非常に危険な現象

環境にやさしい樹脂サッシ

熱伝導率が低く、結露しにくい樹脂サッシは、アルミサッシに比べ、約43%も冷暖房費が節約できます。
また、CO2(二酸化炭素)の排出量を35%も抑制することが可能です。このようなことから、樹脂サッシは、地球温暖化を抑止するための切り札になるものとして、閣議でも紹介され、推奨されています。
樹脂サッシは、省エネルギーにも地球環境を守るためにも一石二鳥の働きをしてくれる理想的な開口部です。

住宅の性能が高くなればなるほど、開口部の重要性は増します。なぜなら、住宅の主要部分から逃げる熱が最も多いのが窓(開口部)だからです。この熱の放出を遮断することが樹脂サッシの指名でもあります。鳥谷部建設が樹脂サッシを標準装備にしているのは、このような樹脂サッシの高い性能を認識しているからです。

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